第9回国際森田療法学会が英国で開催!
2016年9月1日と2日の2日間、イングランド南西部デヴォン州エクセター市にて第9回国際森田療法学会が開催されました。大会の会長には、デービット・リチャーズ教授(エクセター大学医学部)が就任され、エクセター大学にて行われました。
当大会の概要は以下のとおり。
概要
- 日 時:2016年9月1日(木)・2日(金)
- 場 所:イングランド・エクセター/エクセター大学
- テーマ:「21世紀における持続可能な心理療法」
- 大会長:デイヴィッド リチャーズ(エクセター大学医学部 教授、英国)
- 基調講演者:
中村 敬(東京慈恵会医科大学附属第三病院 病院長、精神神経科 教授、
東京慈恵会医科大学森田療法センター センター長、日本)
北西憲二(国際森田療法学会 会長、森田療法研究所 所長、
北西クリニック 院長、日本)
サラ・ワーバー(ミシガン アナーバー大学家庭医学 教授、
ミシガン州アメリカ合衆国)
ケン・ステイン(PenCLAHRC 応用的健康研究及びケア機関 副長、
エクセター大学医学部 教授、英国) - 後 援:日本森田療法学会
公益財団法人メンタルヘルス岡本記念財団
日程と内容
2016年8月31日(水):大会前日(プレコングレス)
- 公開ディスカッション(12:00-13:00)
「外来森田療法へのアプローチ」
・司会:David Richards教授 - スキルシリーズ ワークショップ(13:45-16:45)
・チーム1:石山一舟 教授
・チーム2:Brian Ogawa教授
・チーム3:David Richards教授、Pete Mason教授、Jo Mackenzie教授 - 終わりの言葉(16:45-17:00)
2016年9月1日(木):大会1日目
- 体験:朝のウォーキング(06:30-07:15)
・担当:Melissa Marselle氏 - 開会式(09:30-10:00)
・Janice Kay教授
(エクセター大学 学長 及び シニア代理副総長、英国)
・David Richards教授
・中村敬 教授 - 基調講演1(10:00-10:45)
「森田療法の実践」中村敬 教授
・司会:David Richards教授 - パラレルセッションA&B(11:15-12:45)
・セッションA:
「外来森田療法へのアプローチ」
司会:石山一舟 教授
・セッションB:
「精神療法への自然的・生態学的アプローチ」
司会:Peter Mason 教授 - 基調講演2 (13:45-14:30)
「エビデンス 必要でしょ!」Ken Stein教授
・司会:David Richards教授 - パラレルセッションC&D (15:00-17:00)
・セッションA:
「外来森田療法へのアプローチ」
司会:中村敬 教授
・セッションB:
「エビデンスを土台とした医療と森田療法」
司会:北西憲二 先生 - モリスダンス実演(18:30-19:00)
- エクスマス海の男たちによる伝統ダンスと歌 (19:00-19:30 & 20:30-21:00)
- 夕食会 (19:30-21:30)
2016年9月2日(土):大会2日目
- 体験:朝のウォーキング(06:30-07:15)
・担当:Melissa Marselle氏 - 基調講演3(09:00-09:45)
「東洋の視点から見た自然の本質との関わりにおける森田療法の基本的概念」
北村憲二先生
・司会:中村敬 教授 - 発表(09:45-10:00)
「自然との関わりによって始まった変化の時々」
・Paul Dieppe, Sara L. Warber, and Emmylou Rahtz - パラレルセッションE&F (10:00-10:45)
・セッションE:
「外来森田療法へのアプローチ」
司会:Holly Sugg先生
・セッションF:
「精神療法への自然的・生態学的アプローチ」
司会:Ruth Garside先生 - パラレルセッションG&H (11:15-12:45)
・セッションG:
「エビデンスを土台とした医療と森田療法」
司会:石山一舟 教授、David Richards教授
・セッションH:
「外来森田療法へのアプローチ」
司会:Brian Ogawa教授 - 基調講演4 (13:45-14:30)
「自然体験不足障害(自然欠乏症候群)と自然処方:ヘルスケアにおける彼らの役割」
Sara L. Warber教授
・司会:Ruth Garside先生 - パラレルセッションJ&K (15:00-16:30)
・セッションJ:
「エビデンスを土台とした医療と森田療法」
司会:中村敬教授
・セッションK:
「精神療法への自然的・生態学的アプローチ」
司会:Natalia Semenova教授 - 閉会式(16:30−17:00)
閉会の挨拶:David Richards教授