第11回国際森田療法学会のご案内

  1. 会期
    2023年9月1日(金)・2日(土)
  2. 会場
    SFU モリス・J・ウォスク対話センター内、アジア・パシフィックホール
    ※会場はこちらへ
  3. 学会長
    南 昌廣(カナダ・サイモンフレーザー大学教育学部准教授)
  4. 学会テーマ
    「いざ、新世紀へ:森田療法のその未来が今」
    永く先人たちが見据えてきた「森田療法の未来」は「今」であると捉えると、我々にはどのような「課題」が残り、どのような「立ち位置」に在るべきなのであろうか。また「さらなる未来」を見据えたとき、どの方向に目を向けるべきなのだろうか?森田療法の「過去」、「現在」、「未来」を、4つの相関するサブストリームにおいて議論し、それらを「さらなる未来」に向け紡ぐ。
  5. 学会サブストリーム
    1.真正性(理論)
    2.進化(臨床・応用)
    3.エビデンス(実証・研究)
    4.アクセス(実装)
  6. 学会サブストリームの概要
    • それぞれのサブストリームにおける議論にふさわしい課題・問いを公募・募集、設け、事前にウェブにて告知する。
    • それぞれのサブストリームに(1)基調講演、(2)基調シンポジウム、(3)国際円卓会議を設ける。
    • 基調講演(講演者・デュオ1ペア)
    • 基調シンポジウム(それぞれ異なる)
    • 国際円卓会議90分(全員参加型・指定討論者は設けず、あらかじめ公募した課題について全員参加で議論をする。)
  7. 一般演題
    • 上記4つのサブストリームに分類する。
    • 事前録画&オンデマンド配信のみ。
    • 学会1ヶ月前に提出締め切りを設け、到着した順から掲載・配信開始。
    • 国際円卓会議に備えるため。
  8. 日程:1日目
    • 開会式
      開会の辞:南昌廣(カナダ・サイモンフレーザー大学教育学部准教授)
      オープニングセレモニー
    • サブストリーム1:真正性
      基調講演:
      1.森田正馬(日本・東京慈恵会医科大学名誉教授)
              /肉声テープを英訳する予定
      2.北西憲二(日本・日本女子大学名誉教授)

      基調シンポジウム:
      1.中村敬(日本・東京慈恵会医科大学名誉教授)
      2.岩木久満子(日本・顕メンタルクリニック医院長)
      3.John Mercer(オーストラリア・ローンセストン総合病院臨床心理士)

      国際円卓会議(全員参加)(90分)
    • サブストリーム2:進化
      基調講演:
      1.石山一舟(カナダ・ブリティッシュコロンビア大学准教授)&
           近藤章久(日本・近藤クリニック)
      基調シンポジウム:
      1.ナタリア・セメノヴァ(ロシア)
      2.黒木俊秀(日本・九州大学教授)
      3.舘野歩(日本・東京慈恵会医科大学准教授)
      4.新村秀人(日本・大正大学)&
           中村充宏(日本・横浜カメリアホスピタル)

      国際円卓会議(全員参加)(90分)
    • イブニングバンケット(参加費に含む)― 会場地下
  9. 日程:2日目
    オープニングリマーク:
      水野雅文(日本森田療法学会理事長)
    • サブストリーム3:エビデンス
      基調講演:
      1.Holly Sugg(英国・エクセター大学医学部講師)&
           David Richards (英国・エクセター大学名誉教授)

      基調シンポジウム:
      1.久保田幹子(日本・法政大学教授)
      2.李江波(中国・簡陽市人民病院心身科臨床心理科主治医師)
      3.松浦隆信(日本・日本大学准教授)
      4.Lynn Alden(カナダ・ブリティッシュコロンビア大学教授)

      国際円卓会議(全員参加)(90分)
    • サブストリーム4:アクセス
      会長講演:
      1.南昌廣(カナダ・サイモンフレーザー大学教育学部准教授)
           タイトル「旧紛争・戦地コミュニティにおける
              メンタルヘルスサービスのための森田療法」

      基調シンポジウム:
      1.岡本信夫(日本・メンタルヘルス岡本記念財団理事長)&
           岡本常男(日本・メンタルヘルス岡本記念財団会長)
             (音声テープ使用予定)
      2.三好真人(日本・常葉大学准教授)
      3.Felix Bigabo (プリズン・フェローシップ・ルワンダ)

      国際円卓会議(全員参加)(90分)
    • クロージングセレモニー・閉会式
    • フェアウェルバンケット(別途・希望者のみ)― 会場地下
  10. 募集
    • 一般演題募集:6月16日締切
    • 受理通知:提出後査読を得、結果を1ヶ月以内に通知
    • 演題原稿(録画アップロード締切):8月1日
  11. 学会URL
    https://www.moritatherapy.ca/